【プレスリリース】3,320名が「惣菜管理士」資格取得に向けて受講をスタート

 一般社団法人日本惣菜協会(会長:平井浩一郎)では、2023年度「惣菜管理士養成研修」を10月より開講いたしました。今年度は一級654名、二級890名、三級1,776名、計3,320名の方から受講の申込みをいただきました。

 惣菜管理士事業については、「惣菜業が産業として発展するためには人材育成が必要不可欠である」という業界からの要望を受け、1992年から資格試験制度を開始し、昨年には創設30周年を迎えました。現在、「惣菜管理士養成研修」は、食産業に携わるすべての方に向けた業界の人材育成を目的に、食品の製造工程を通じて“食品に関しての総合的な知識”を体系的に学べる通信教育として、惣菜製造業のみならず食に関連する様々な業態の企業に拡がっています。

 受講生の利便性向上を目指して、昨年からweb上のマイページシステムを強化し、すべての申込手続き、添削問題の回答などができるようになりました。資格試験についても、CBT方式に変更となったことで、全国各地のテストセンター(47都道府県350か所以上)で、受験者の任意の日時に試験を受けることができるようになり、受講生からは便利になったという肯定的な意見が多くありました。

 また2023年4月からは、「日本デリアカデミー」の活動がスタートし、一級惣菜管理士取得者レベルに合わせたより深く高度な学びの場の提供や資格者同士の交流を活性化させることで、惣菜管理士資格の地位向上とともに、業界全体の人材育成に寄与し、さらなる業界の発展を目指していきます。

 なお、惣菜管理士養成研修の申込受付は、毎年6月1日~9月20日までとなります。
 協会では今後も「惣菜管理士養成研修」を通して、食品業界の人材育成の支援に注力してまいります。

PDFアイコンニュースリリース全文pdf