【プレスリリース】「デリカアドバイザー養成研修」修了認定者114名誕生

デリカアドバイザー養成研修は、小売業の方々からの人材育成に対するご要望を受け、2013年11月からスタートし、今年度開講10周年となりました。

一般社団法人日本惣菜協会(会長:平井浩一郎)は、2024年3月15日に「2023年度第2回デリカアドバイザー養成研修」の修了認定者を発表しました。3月6日の修了認定審査会において、114名を修了認定者といたしました(合格率94.2%)。これにより、デリカアドバイザー修了認定者は、344社、3,363名となりました。

 惣菜・中食産業は、市場規模10兆円を超える大きな産業へと成長し、惣菜は国民の食生活には欠かせないものとなっています。それに伴い消費者の関心も高まり、売場では美味しさだけでなく、原材料や栄養素についての質問、健康や安全・安心に関わる様々な問い合わせ等があります。デリカアドバイザー養成研修のカリキュラムでは、惣菜を調理・販売する際の注意点、原料原産地、アレルゲン、栄養成分など食品表示に関わる法令関係や、食品衛生や労働安全等を通信教育で学びます。このような基本的知識を習得することで、惣菜売り場で働く方々が表示制度および衛生管理の一翼を担う重要な役割を果たし、お客様への信頼につながっていきます。

 現在、デリカアドバイザーを取得している企業では、売場のリーダーだけでなく、パートタイマーの方にもこの研修をご活用頂いており、店舗全体の知識レベル向上に努めていらっしゃいます。合格者からは「知識を身につけることで、自信を持ってお客様に対応できるようになった」等の声が寄せられています。

日本惣菜協会では、資格取得企業に対し「デリカアドバイザー認定証」を店頭で掲示する活動を進めています。店頭に掲示することで、惣菜を購入するお客様に「デリカアドバイザー」がいる店であることを知っていただき、「信頼される売場」づくりの応援をしています。

現在、全国611店舗で1,167名のデリカアドバイザーが店舗に認定証を掲げ、お客様からの信頼に応えています。

 

 自信をもって惣菜業界で働く人々を育成するために、今後も協会では、人材育成のサポートに注力して参ります。次回の「デリカアドバイザー養成研修」の受講申込みは41日から5月末まで受付けます

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