【プレスリリース】3,607名が「惣菜管理士」資格取得に向けて受講をスタート

 一般社団法人日本惣菜協会(会長:平井浩一郎)では、2022年度「惣菜管理士養成研修」を10月より開講いたしました。今年度は一級719名、二級1,065名、三級1,823名、3,607名の方から受講の申込みをいただきました。
 コロナ禍で受験・受講を見合わせていた方の合格者が増えたことで、上位級に上がる方が多く、一級受講者は過去最高の受講者数となりました。また、200名ほどの社員が申込みしている企業もあり、社内の人材育成の一環として活用されていることが伺えます。現在、「惣菜管理士養成研修」は、食産業に携わるすべての方に向けた業界の人材育成を目的に、食品の製造工程を通じて“食品に関しての総合的な知識”を体系的に学べる通信教育として、惣菜製造業のみならず食に関連する様々な業態の企業に拡がっています。

 惣菜管理士事業については、「惣菜業が産業として発展するためには人材育成が必要不可欠である」という業界からの要望を受け、1992年から資格試験制度を開始し、今年制度創設30周年となりました。
 2022年度は、惣菜管理士30 周年記念事業として、①11月23日(祝)に、記念セミナーの開催、②惣菜管理士認知度アップのためのロゴマークの作成、③業界のステータスアップ・人材確保につながることを目的に、イキイキと働く方を通して中食・惣菜業界を紹介する動画の作成(就職希望者や学生の視聴を想定)、④成績優秀者の表彰制度の開始(2023 年資格試験合格者より)、⑤一級惣菜管理士の相互研鑽の場としての「日本デリアカデミーの会」の創設準備、などに取り組んでいます。
 また、今年度受講生が対象となる資格試験から、CBT方式の試験に変更となります。全国各地のテストセンターで2023 年4~8 月の5か月の間に各自の都合に合わせて受験できるようになり、受講生の利便性向上、企業の負担減につながることを期待しています。

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