2025年11月6日(木)、TKPガーデンシティPREMIUM仙台西口にて2025年度 第二回 東北支部セミナーを開催し、55名の方にご参加いただきました。
会の冒頭では、農林水産省 東北農政局 経営・事業支援部 食品企業課長の平山 治 様からのご来賓挨拶を課長補佐の木村 恭子 様より代読をいただきました。
続くセミナーでは、元㈱成城石井 品質管理室室長/日本惣菜協会アドバイザーの山田 祥男 氏を講師に迎え、『工場監査のチェックポイント』をテーマに講演を行いました。
これまで数多くの食品工場を監査・指導してきた豊富な経験をもとに、工場内外で見落とされがちな衛生管理のポイントについて、多くの実例や写真を交えてお話しいただきました。例えば、分電盤の中や消火器の下など、虫や鼠が潜みやすい“盲点”となる箇所の清掃の重要性や、番重に残っている「バリ」が異物混入事故につながる可能性があるため、日常的な点検の徹底が不可欠であることがなどが紹介されました。
講演の終盤では、「事故に“たまたま”はなく、重要なのは『再発防止』と『未然防止』である」との言葉に、参加者の皆様も深くうなずかれていました。
セミナー終了後には懇親会を行い、約40名の方にご参加いただきました。1社1名ずつの自社紹介も行い、会員企業間の交流の場となりました。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
