【プレスリリース】2019年「惣菜管理士」合格者は3,351名

 一般社団法人日本惣菜協会(会長:佐藤総一郎)は、6月25日から4日間、2019年惣菜管理士資格試験を全国11会場(札幌、仙台、さいたま、東京、金沢、名古屋、京都、大阪、岡山、広島、福岡)で実施いたしました。今回は半年間の養成研修を修了された方と受験資格保有者を含め、3,917名が受験されました。7月3日に開催された惣菜管理士資格試験審査委員会を経て、一級640名、二級900名、三級1,811名が合格し、3,351名を「惣菜管理士」として認定いたしました。全体の合格率は85.6%。これにより全国で活躍する「惣菜管理士」は27,397名となりました。
 取得企業は、惣菜製造業をはじめ、食品メーカー、卸、外食、小売、機械メーカーなど幅広い業種で学ばれ、全国で約2,200社の企業で取得されています。

 2018年の惣菜市場規模は10兆2,518億円(『2019年版惣菜白書』より)となり、9年連続市場規模は拡大しております。市場拡大とともに、消費者から求められるニーズは多様化し、より安全・安心な惣菜、美味しい惣菜が求められるようになると同時に、様々な業種の企業が参入してきています。
 協会では、業界に携わる人材の育成が重要であるとして、27年前から惣菜管理士養成研修を開始しました。食品に関する基礎知識から専門性の高い知識までを幅広く学ぶことができ、惣菜製造業に限らず食品業界で広く人材育成をサポートする役割として支持されています。
 現在の食品業界においては、食品衛生法や食品表示法等の法改正や、HACCP や GAP など食のグローバル化の進展に伴う「世界基準の安全性」など、業界に求められる役割や要望は変化し、益々高度なものになっていくものと考えられます。こうした時代の変化に対応すべく、惣菜管理士も、2019年10月開講の養成研修よりカリキュラムを大幅に改訂いたします。
 惣菜を含む食品の開発・製造・加工・流通・企画・販売に関する知識を、より学びやすく体系的に修得できるものとし、食品業界に従事する方々全体のスキル&アビリティの向上を目指し、拡大・変化していくこれからの食品業界の役割を担う人材の育成を目的に、広く普及して参ります。

・次回の惣菜管理士養成研修は、2019年10月から開講します。
・受講の申込みは8月1日~9月10日まで、webまたは郵送にて受け付けます。

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